1999 Fiscal Year Annual Research Report
教授学習過程の固有性を考慮した新しい教育測定法の研究
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10480039
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
野嶋 栄一郎 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20000086)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤岡 完治 横浜国立大学, 教育学部・附属教育実践研究指導センター, 教授 (90030048)
生田 孝至 新潟大学, 教育人間科学部, 教授 (20018823)
梶田 正己 名古屋大学, 教育学部, 教授 (70047231)
西村 昭治 早稲田大学, 人間科学部, 助教授 (30207493)
浅田 匡 神戸大学, 発達科学部・附属人間科学研究センター, 助教授 (00184143)
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Keywords | エスノメソドロジー / インターネット / インターカルチュラルコミュニケーション / 観察 / プロトコル / ポートフォーリオ / クラスター分析 / 協調的行動 |
Research Abstract |
本年度は主に、エスノメソドロジカルアプローチの研究に重点が結果的におかれた。従来からインターネットを利用したインターカルチュラルコミュニケーションの実践研究を実施しているが、この中で展開される共同作業のメカニズムは観察とプロトコルを中心にしたデータの分析によって解明することが中心となる。本年は、作業日誌というポートフォーリオ的なデータも加味し、学習者同志の協同、学び、コミュニケーションの各観点からの検討が加えられた。また、学習者のログ(英文)が共同作業の初頭から最終段階にかけて、どのように変容するのかをクラスター分析の手法を応用し検討した。また、インターネットを利用した共同作業過程で、相手側の表情を見ることが、競争的行動、協調的行動にどのような影響を及ぼすか、囚人のジレンマゲームを応用し測定した。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 浅輪一郎,西村昭治,野嶋栄一郎: "リピ-ティングとシャド-イングの意味処理に関する実験的研究"日本教育工学会第15回大会講演論文集. 249-250 (1999)
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[Publications] 西村昭治,石川真,野嶋栄一郎: "インタ-ネツトを利用した国際共同カリキュラム-1998年度の試み-"日本教育工学会第15回大会講演論文集. 321-322 (1999)
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[Publications] 石川真,野嶋栄一郎,西村昭治: "CSCW場面において協同作業者の顔情報が協調的行動に及ぼす影響"日本教育工学会第15回大会講演論文集. 617-618 (1999)
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[Publications] 魚崎祐子,野嶋栄一郎: "下線ひき行為が文章理解に及ぼす影響"日本教育工学会第15回大会講演論文集. 689-690 (1999)
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[Publications] 石川真,野嶋栄一郎: "コンピュ-タ通信を利用した囚人のジレンマゲ-ムにおいてパ-トナ-の動画像付加が協調的行動に及ぼす影響"日本教育工学会論文誌. 22巻4号. 227-238 (1999)