1999 Fiscal Year Annual Research Report
日本語学習者と日本語母国話者の談話能力発達過程の研究-文章・音声の母国別比較-
Project/Area Number |
10480049
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Research Institution | Meikai University |
Principal Investigator |
水谷 信子 明海大学, 外国語学部, 教授 (90190644)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川口 良 秀明大学, 国際協力学部, 講師 (30306443)
佐々木 泰子 お茶の水女子大学, 文教育学部, 講師 (20251689)
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Keywords | 談話能力 / 習得過程 / 日本語学習者 / 母語話者 / 音声データ / データベース化 / フォリナートーク / 条件表現 |
Research Abstract |
日本語学習者の談話能カおよびその習得過程を明らかにするために、平成10年度はデータ収集を行った。平成11年度はデータ収集および収集した音声データのデータベース化と2件の報告を行った。 集めたデータは日本語母語話者と日本語学習者の談話15組およびそれらと比較対照するために日本語母語話者同士の談話20組である。なお日本語母語話者と学習者の談話については、日本語学習者の談話能力の発達をみるためにデータ収集を2回行った。学習者の主な母語は中国語・ネワール語である。 これまでの研究で明らかになったことをもとに日本語教育学会第7回研究集会において「日本語母語話者と非母語話者の談話の実態-日本語母語話者のフォリナートークの分析から-」(発表者:佐々木泰子(研究分担者))、次に日本語教育学会第9回研究集会において「「と」相談場面での日本語母語話者と非母語話者の談話の比較-条件表現を用いた「ひき」の方略-」(発表者:木山三佳(研究協力者))の2件の報告を行った。
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