1999 Fiscal Year Annual Research Report
レーザマイクロマニピュレーションと光造形法によるレーザ駆動マイクロマシンの製作
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10555083
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| Research Institution | Gifu National College of Technology |
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Principal Investigator |
稲葉 成基 岐阜工業高等専門学校, 電気工学科, 教授 (30110183)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
羽根 一博 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50164893)
熊崎 裕教 岐阜工業高等専門学校, 電気工学科, 助教授 (70270262)
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| Keywords | レーザマイクロマニビュレーション / 光トラップ / 光造形法 / レーザ駆動 / マイクロマシン |
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| Research Abstract |
光トラップと光造形法を用いたマイクロ構造物の製作方法を確立するために、本年度は以下のような基礎的な研究を実施した。
1.紫外線硬化樹脂上で直径20μmのポリスチレンラテックス球を光トラップした。
2.コア径50μmのマルチモード光ファイバの先端の中心に位置決めを行った。
3.光ファイバに紫外光を導入し、ファイバの先端にラテックス球を接着した。
4.先端球付きマルチモード光ファイバの特性を測定した。
5.同様の手法を用いてコア径10μmのシングルモード光ファィバにラテックス球を接着した。
6.先端球付きシングルモード光ファイバの特性を測定した。
7.マイクロ一方向ボール弁を制作するためには、樹脂中での光トラップを実現する必要がある。紫外線硬化樹脂中での光トラップが報告された例はなく、これに関する基礎的な実験を行った。
来年度は樹脂液中での光トラップを利用して一方向弁を製作する予定である。
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