1998 Fiscal Year Annual Research Report
高度水質創造のための水中微小気泡内放電による汚泥処理
Project/Area Number |
10555093
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Saga University |
Principal Investigator |
山部 長兵衛 佐賀大学, 理工学部, 教授 (30093082)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古部 敏也 岩尾磁器工業(株), 企画開発室, 研究員
猪原 哲 佐賀大学, 理工学部, 助手 (90260728)
佐藤 三郎 佐賀大学, 理工学部, 助教授 (80264141)
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Keywords | 水中気泡放電 / 水質 / 汚泥処理 / パルスパワー / オゾン / 活性種 / OHラジカル / 溶存オゾン |
Research Abstract |
本研究で用いた実験装置は処理水で満たされた水槽,電極対,発泡器および高電圧パルス発生用電源で構成されている。水槽はアクリル製で,約500ccの精製水が入っている。電極は直径約70mm,厚さ10mmの円形電極が水槽側面に設置されている。電極間隔は7.5mmで,水槽は密閉されている。発泡器は長さ50mm,直径10mmのセラミックス管で,直径約1mmの気泡を発生させる。高電圧パルス用電源には,同軸ケーブルを用いたブルームライン線路を用いた。今回は,気泡内の放電で生じたオゾンを水槽上部のガス留めを経て,オゾン濃度計により間接的に測定した。 気泡内に注入されるエネルギーを35,58および73mJ一定と変化させた時の気相オゾン濃度と酸素ガス流量の関係を調べると,流量約1l/min付近でオゾン濃度が最大(約250ppm;73mJ一定,10Hz時)となった。また,電源の繰り返し周波数を変化させたときの生成オゾン濃度は周波数と共に増大し,注入エネルギー73mJ,流量1l/min一定の時,15Hzで300ppm以上のオゾン濃度が得られた。
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[Publications] C.Yamabe,S.Ihara et al.: "Ozone generation by discharge inside the bubbles in water" Proc.Int,Symp.on High Pressure Low temperature plasma chemistry. 153-157 (1998)
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[Publications] C.Yamabe,S.Ihara et al.: "Ozone generation by discharge inside the bubbles in water" Proc.4th.Int,Conf.on reactive plasma and 16th symp.on plasma processing. 337-338 (1998)
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[Publications] 見市、山部他: "水中微小気泡内放電の研究" 電気学会放電研究会 ED-98-101. 45-48 (1998)
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[Publications] 猪原、山部 他: "水中気泡内放電によるラジカルの生成" 電気学会総合研究会 ED-98-222. 77-80 (1998)
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[Publications] 見市、山部 他: "水中気泡内放電によるオゾン生成" 平成11年 電気学会全国大会講演論文集. vol.1. 247- (1999)
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[Publications] 猪原、山部 他: "水中気泡内放電によるオゾン生成" 電気学会論文誌A. 119・6(記載予定). (1999)