1999 Fiscal Year Annual Research Report
道路交通情報の最適提供位置決定のための計画支援システムの開発
Project/Area Number |
10555183
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
高山 純一 金沢大学, 工学部, 教授 (90126590)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柳沢 吉保 長野工業高等専門学校, 助教授 (70191161)
朝倉 康夫 愛媛大学, 工学部, 教授 (80144319)
川上 光彦 金沢大学, 工学部, 教授 (40110605)
倉内 文孝 京都大学, 大学院・工学研究科, 助手 (10263104)
宇野 伸宏 京都大学, 大学院・工学研究科, 助手 (80232883)
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Keywords | 交通情報提供システム / 最適提供位置決定システム / 通行止情報 / 通行止め継続時間 / 災害時の最適交通規制路線 / 駐車場案内システム / 駐車場案内情報 / 交通行動予測モデル |
Research Abstract |
平成10年度に開発した基本モデル((1)道路交通情報の最適提供位置決定システム、(2)災害時の最適交通規制路線(区間)決定システム、(3)交通情報提供によりドライバーがどのような対応行動を取るかを予測するシステム、(4)交通情報提供時の交通行動予測モデル)をもとに、それぞれのモデルの適用性を検討した。 また、高速道路における非常時の通行止め規制の継続時間を調査し、通行止めの原因別に通行止め継続時間を予測する方法の開発と通行止め情報や交通渋滞情報、駐車場案内情報などの情報提供によりドライバーがどのような対応行動をとるのかを予測する交通行動予測モデルの適用性の検討を行った。 具体的には、まず(1)通行止め情報の最適提供位置について、最適箇所1個所の場合ならびに複数箇所の場合について、モデル計算ならびに中部地域の高速道路網を対象に、その適用性の検討を行った。また、(2)駐車場案内情報の最適提供位置については、実際の駐車場案内システムの利用状況を調査するとともに、最適提供位置を検討するためのモデルの開発を行った。(3)所要時間情報の最適提供位置については、高速道路を対象にモデル計算を行い、その有用性を示した。一方、(4)消防自動車の走行時間信頼性から交通規制すべき路線を選定する方法を検開発し、金沢市の道路網を対象に消防署(防災拠点)の最適配置と最適な規制路線選定モデルの開発を行った。また、(5)アンケート調査により実際のドライバーの交通行動や道路交通情報の利用度を調査した。さらに、朝日新聞の検索システムを利用して、高速道路における非常時の通行止め規制の継続時間を調査し、通行止めの原因別に通行止め継続時間を予測する方法の開発を行った。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 高山純一: "動的な交通特性を考慮した通行止情報の最適提供位置の検討手法"土木計画学研究・講演集. No.21(1). 551-554 (1998)
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[Publications] 高山純一: "通行止情報の複数箇所における最適な提供方法に関する研究"交通工学研究発表会論文報告集. No.18. 21-24 (1998)
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[Publications] 朝倉康夫: "やさしい交通シミュレーション駐車場案内・誘導システムの評価への適用事例"交通工学. Vol.34,No.1. 63-68 (1999)
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[Publications] 柳沢吉保: "室内実験手法による情報提供を考慮した観光期P&BRの選択行動分"土木計画学研究・講演集. No.22(1). 339-342 (1999)
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[Publications] Yasunori Iida: "Experimental Analysis of Effects of Travel Time Information on Dynamic Route Choice Behavior"Behavioural and Network Impacts of Driver Information Systems. 215-239 (1999)
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[Publications] 黒木利一: "ドライバーの提供情報への信頼度を考慮した駐車行動に関する研究"土木計画学研究・講演集. No.22(1). 323-326 (1999)