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2000 Fiscal Year Annual Research Report

海洋微生物研究のためのロゼット型無菌各層採水器の開発

Research Project

Project/Area Number 10556043
Research InstitutionOCEAN RESEARCH INSTITUTE, UNIVERSITY OF TOKYO

Principal Investigator

大和田 紘一  東京大学, 海洋研究所, 教授 (30013585)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 和田 実  東京大学, 海洋研究所, 助手 (70292860)
西村 昌彦  東京大学, 海洋研究所, 助手 (10242174)
木暮 一啓  東京大学, 海洋研究所, 助教授 (10161895)
川上 高志  日油技研工業(株), 第4研究開発部, 課長(研究職)
Keywords海洋微生物 / 超音波制御 / 無菌採水器 / ロゼット型 / 各層採水器
Research Abstract

1昨年度に見つかった重大な欠陥については、昨年度にシリコンチューブよりも固いプラスチックの使用を止め、直接シリコンチューブをバッグにつなぐ工夫をすること、密閉タンクからシリコンチューブを引き出す部分のパッキングを改良して密閉度綿画することなどの工夫重ねて、陸上テストでは満足のいく状態まで改良した。また、予め無菌海水10mlを採水容器に入れておくことでも克服できることが分かった。2000年1月から3月にかけての白鳳丸航海に改良された採水器を積み、計4回のテスト採水を水深6,000mまで行ったが、一つには乗船研究者の使用に関する未熟さなどがあったため、必ずしも満足な結果が得られなかった。そこで、7月の淡青丸による航海には、この装置の製作、改良を担当している日油技研工業(株)から中村研究員が乗って3回のテスト運転を行った。1回目は一寸したトラブルのためうまくいかなかったが、その後もう一度整備をしたあとの2回は6000mまで、非常に順調に採水することが出来、この採水器は初期のスペックを全て満足させて働くことが確認された。本無菌各層採水器は船上からワイヤーで下ろしていき、適当な深度で超音波を用いて深度を確認後、作動を指令するもので15の異なった深度で採水することが出来る。また、予めコンピュータを用いて各深度での採水量を指定しておけば、50-1000mlの範囲で採水が可能である。

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Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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