1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10558037
|
Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
柴田 里程 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60089828)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大隅 昇 慶應義塾大学, 統計数理研究所, 教授 (80000206)
清水 邦夫 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60110946)
神保 雅一 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (50103049)
中園 美香 株式会社数理システム, 研究員
高際 睦 慶應義塾大学, 理工学部, 助手 (30306849)
|
Keywords | DandD / データ解析 / XML / XSL / Java Script / JAVA / データベース / SQL |
Research Abstract |
前年度の検討結果に従って、XML(eXtensible Markup Language)を基本的な道具として、DandDルールを実装した。つまり、DTD(Document Type Definition)と呼ばれる一種のヘッダーファイルを作成することによりDandDルールのシンタックスを実装し、セマンティックスは補足ドキュメントを作成することによって実装した。 一方、サポートソフトウエアはプラウザーを中心に開発した。さまざまな実装法を検討、実験した結果、基本的にはXSL(eXtensible Stylesheet Language)を用い、さらにDOM(Document Object Model)やJavaScript,JAVAなどを援用することとした。このことによって、既存のWebブラウザーをそのまま利用したDandDインスタンスのフレキシブルな表示が可能となった。 ただし、この実装はまだ大規模な外部データへのアクセス方法、SQLによるアクセス、データと同期した動画像や音声データのサポートなどまだ不十分な点があり、これらの改良と動的なアクセスも含め来年度の課題である。 来年度はさらに、データ解析ソフトウェアへのエキスポートシステムやデータ取得支援システムなど数々のサポートソフトウエアの開発を予定している。 また、DandDインスタンス・ライブラリーを豊富にして実用化への足掛かりを掴むことも来年度の課題である。
|