1999 Fiscal Year Annual Research Report
健康維持・増進のための携帯型適正運動量指示装置の開発
Project/Area Number |
10558142
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Research Institution | Nagano National College of Technology |
Principal Investigator |
坂口 正雄 長野工業高等専門学校, 電子制御工学科, 教授 (70043031)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小野 伸幸 長野工業高等専門学校, 電子制御工学科, 助教授 (60214186)
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Keywords | exercise therapy / heart rate / exercise physiology / Karvonen / pedometer / health science |
Research Abstract |
我々が開発した携帯型適正運動量指示装置のパネルには94×32ドットマトリクスのLCD、[1][2][3][ENT]ボタンが設置されている。本装置はフラッシュメモリーカード(CFカード)に運動中の心拍数データが記録でき、市販のパソコンを用いることによりデータ参照、加工ができる。 運動者はディスポの心電図電極を胸部に装着する。電源投入後、CFカードを装置に挿入し、LCD画面と対話的に年齢、トレーニングレシオ、運動時間を3つのボタンで設定し、ENTボタンで確定する。安静状態を保つと自動的に安静時心拍数が確定する。次いでENTボタンの投入によりブザー音による運動量指示が開始され、適正運動範囲では1秒毎、過剰な場合は2秒毎、不足の場合は0.5秒毎にブザーが鳴動する。設定した運動時間が終了するとブザー音が停止する。また、本装置は任意に設定した上下限値を基準にした運動量を指示することができる。 開発装置の実用試験として体重61kg、年齢56歳男子が本装置の音声指示に従って平均斜度4度の坂道を20分間ウォーキングした。トレーニングレシオを70、80、90、100%に設定して運動した結果、本装置の指示に従った運動と同時に測定した消費カロリーは良い相関を示し、CFカードの解析結果からブザー音に従った運動が実行されていることを確認できた。 本装置に関し、【発明者】研究代表者坂口正雄 【特許出願人】長野工業高等専門学校長 【発明の名称】心拍数記録型適正運動量指示装置 として、平成12年2月8日特許出願された(出願番号:特願2000-30295号)。
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[Publications] 坂口正雄他: "適正運動量指示装置に従った運動量"電子情報通信学会技術研究報告. MBE98-122. 57-61 (1999)
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[Publications] 坂口正雄,小野伸幸他: "適正運動量指示装置の開発とその応用"電子情報通信学会技術研究報告. MBE99-74. 25-30 (1999)
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[Publications] 坂口正雄: "心拍数記録型適正運動量指示装置"特許 特願2000-030295. 1-20 (2000)
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[Publications] 坂口正雄他: "心拍数記録型適正運動量指示装置の開発"第39回日本エム・イー学会大会(5月). (発表予定).
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[Publications] 坂口正雄他: "心拍数記録型適正運動量指示装置に従ったウォーキング"日本エム・イー学会第20回甲信越支部大会(8月). (発表予定).