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1999 Fiscal Year Annual Research Report

国際成年後見法の研究

Research Project

Project/Area Number 10620034
Research InstitutionHitotsubashi University

Principal Investigator

横山 潤  一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (10129140)

Keywords成年後見 / ハーグ国際私法条約 / 法整備法 / 民法改正 / 法例 / 禁治産 / 補助制度 / 国際私法
Research Abstract

本研究は、平成10年度と平成11年度にわたるものであり、当初の計画通どおりの成果をあげることができたと信じている。以下に掲げる成果のうち、太字表記のものは、すべて「科学研究費補助金による研究成果報告書」を構成し、公表される。
前年度、当初の計画どおり、平成11年10月2日にオランダのハーグにおいて採択されることになる「成年者の国際的保護に関する条約」の準備草案の検討を行い、その1部として、「準備草案解説」があるが、平成11年度は、それらを踏まえ、以下のとおり研究を行った。
1)「成年者保護条約準備草案の問題点とコメント」を作成し、法制審議会国際私法部会小委員会に提出した。この審議会を踏まえ、9月20日よリ10月2日までオランダのハーグにおいて開催された成年者保護に関する外交特別委員会に臨んだ。この委員会において、成年後見に関する日本民法の改正を踏まえた「提案」を提出することができ、「1999年10月2日に成年者保護に関する外交的性格を有する特別委員会によって採択された「成年者の国際的保護に関する条約」解説」にその概要を記した。以上の成果は、さしあたり、平成12年5月15日に開催される国際私法学会において「ハーグ国際私法会議外交特別委員会(成年者保護)報告」として発表することになっている。
2)法例の改正との関係では、いわゆる法整備法によって改正された法例の関連規定の不十分さが、「法整備法について」に指摘されている。この点も上記国際私法学会にて言及することになっている。

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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