1999 Fiscal Year Annual Research Report
日本の土地保有税の経済政策効果に関する実証的・歴史的研究
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10630037
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| Research Institution | Shizuoka University |
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Principal Investigator |
桜井 良治 静岡大学, 人文学部, 教授 (00205816)
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| Keywords | 土地税制 / 相続税 / 所得税 / 住宅取得控除 / 法人税 / 外形標準課税 |
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| Research Abstract |
1.今年度の研究による成果
(1)相続税の現状と改革の視点
実証研究の成果として、現行の相続税の実態と問題点を把握することができた。具体的には、事業継承における課税の軽減措置の必要性等について、実態的に把握できた。
(2)所得税における土地税制負担について
住宅取得控除制度の実態と問題点について、実証研究の成果を得ることができた。
(3)不況下の法人税制において、土地取得借入金の損金扱い等の問題点と、税収不足の問題について、把握できた。外形標準課税の資源配分中立性等の積極的意義についても、研究の成果として、把握できた。
2.今後の研究の展望について
以上の実証研究の成果を元に、税制の理論的、制度的な把握につとめたい。土地税制の理論的な意義を分析し、その改革に貢献する研究上の提言を行いたい。
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