1999 Fiscal Year Annual Research Report
遮熱コーティングの皮膜界面に沿う疲労き裂伝ぱ特性とはく離損傷の解析
Project/Area Number |
10650077
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Research Institution | Nagaoka University of Technology |
Principal Investigator |
武藤 睦治 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (00107137)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮下 幸雄 長岡技術科学大学, 工学部, 助手 (00303181)
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Keywords | 遮熱コーティング / 疲労 / 疲労き裂伝ぱ / 界面はく離 / 高温 |
Research Abstract |
(1)境界要素法を用いた解析的検討の結果、トップコートとボンドコートの界面の沿ったき裂はモードIとモードIIの混合モードかで伝ぱしており、混合モード比は、き裂の伝ぱとともに複雑に変化する。 (2)異材界面に沿うき裂の伝ぱ挙動は、均質材の混合モードき裂伝ぱの支配パラメータであるKθmaxでは支配されておらず、Ki(=(KI2+KII2)1/2)が支配パラメータとなっている。 (3)セラミックコートの気孔率が高くなると、ヤング率が小さくなり、応力拡大係数も小さくなる。しかし、き裂伝ぱ抵抗も低下するので、両者の競合で伝ぱ挙動が決まると考えられ、最適な気孔率が存在するものと予想される。
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