1998 Fiscal Year Annual Research Report
概念設計と形態設計の過程を支援するための様相依存推論による対象モデリング
Project/Area Number |
10650144
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
藤田 喜久雄 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (10228992)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
廣川 敬康 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助手 (80252609)
赤木 新介 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50127172)
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Keywords | 設計工学 / 対象モデリング / 状況依存推論 / 概念設計 / 形態設計 / メカニズム設計 / インテリジェントCAD / ボロノイ図 |
Research Abstract |
本研究は,機械システムに求められる諸機能を実現する上で必要となる「システム構造」と,そのようなシステムを物理的な実体として存在させるための形状や配置における「形態」とを統合的に操作することが求められるようなクラスの設計問題に対して,様相依存推論によるメカニズムを採り入れた柔軟な対象モデリング法を構成することを目的としている.本年度における研究実績は以下のとおりである. ●設計問題の分析…過去に実施してきた研究の成果や具体的な設計問題についての分析を通じて,概念設計や形態設計におけるシステム構造と形態に関する競合構造を分析した. ●対象モデリング法の提案…その分析結果に基づいて,連結型運動伝達機構の統合的設計のための様相依存推論に基づいた対象モデリング法として,ボロノイ図による空間分割を用いた空間操作の方法を提案した.また,関連して,連結型運動伝達機構を機構・機構鎖・機構対の各レベルで表現・操作することを基盤とした階層的な連係による設計シンセシスの方法を構想した. ●プロトタイプシステムの構築…加えて,そのような基本的な検討に基づいて,プロトタイプシステムの試作を開始した.
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 藤田喜久雄: "製品系列統合化設計とそのタスク構造" 日本機械学会論文集C編. 65・629. 416-423 (1999)
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[Publications] 藤田喜久雄: "システム構造に着目したエージェント方式による分散並行型設計支援システムの構造方法" 日本機械学会論文集C編. 65・630. 813-820 (1999)
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[Publications] 藤田喜久雄: "遺伝的アルゴリズムによる機械システムの最適化法とそのエンジン諸元の最適設計への適用" 日本機械学会論文集C編. 65・630. 821-828 (1999)
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[Publications] Fujita,K.: "Agent-Based Distributed Design System Architecture for Basic Ship Design" Advances in Concurrent engineering CE98-Proceedings of 5th ISPE International Conference on Concurrent Engineering. 53-62 (1998)
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[Publications] Fujita,K.: "Design Optimization of Multi-Link Suspension System for Total Vehicle Handling and Stability" Proceedings of 7th AIAA/USAF/NASA/ISSMO Symposium on Multi-Disciplinary Analysis and Optimization. Paper#/AIAA-98-4787 (1998)
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[Publications] Fujita,K.: "Simultaneous Optimization of Product Family Sharing System Structure and Config-uration" Proceedings of the 1998 ASME Design Engineering Technical Con-ferences. Paper#/DETC98/DFM-5722 (1998)