1998 Fiscal Year Annual Research Report
格子ボルツマン法を用いた固液混相流の数値解析法の開発
Project/Area Number |
10650172
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
稲室 隆二 京都大学, 工学研究科, 助教授 (20263113)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河合 一穂 京都大学, 工学研究科, 助手 (00231267)
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Keywords | 格子ボルツマン法 / 固液混相流 / 数値解析法 / ピンチ効果 / フォーレウス効果 |
Research Abstract |
大きな固体粒子が混在した固液混相流の流動特性および熱・物質移動特性を明らかにすることを目的として、まず、格子ボルツマン法を用いて固液混相流に適用できる新しい数値解析手法を開発した。次に、それを用いて管内の固液混相流の数値シミュレーションを行い、これまでに得られた実験結果と合わせて考察した。本年度得られた成果は下記の通りである。 1. 多くの固体粒子が流体に混在した流れを解析する格子ボルツマン法を開発した。 2. 平行平板間の固液混相流をシミュレーションし、既存の実験結果と比較検討し妥当な結果が得られた。 3. 管内を流れる球状粒子を含んだ固液混相流を解析し、既存の実験結果と比較し手法の妥当性を検証した。 4. 上記解析で、粒子と管径との比、粒子の体積分率、および流速を変化させて行い、流動機構と各パラメータ との関係を明らかにした。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] T.Inamuro: "Numerical Analysis of Unsteady Flows in a Porous Structure by Latticc Boltzmann Method" Proc.of 4th KSME-JSME Fluids Eng.Conf.,Pusan,Korea. 245-248 (1998)
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[Publications] T.Inamuro: "Lattice Boltzmann Simulation of Flows in a Three-Dimensional Porous Structure" Int.J.Numer.Mech.Fluids. (1999)