1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10650210
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
手島 清美 京都大学, 工学研究科, 講師 (60293883)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
稲岡 恭二 京都大学, 工学研究科, 講師 (60243052)
鈴木 健二郎 京都大学, 工学研究科, 教授 (00026064)
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Keywords | エネルギーシステム / ガスタービン / 低環境負荷 / スーパーごみ発電 / CAES / エクセルギー |
Research Abstract |
本研究は、ガスタービンを応用したエネルギーシステムに対する評価を研究対象としている。本年度は主として以下の2項目について研究を行った。第一は環境保護に関する重要性から環境負荷の低い好適なエネルギーシステムと考えられるスーパーごみ発電に関して調査・研究を行った。具体的には、システム全体およびシステムを構成する機器に関する調査を行い、システムをシュミレートするプログラムの作成を行った。それに基づいて、スーパーごみ発電のシステム面からの評価を行った。特に、従来のエンタルピー評価に加えてエクセルギー評価を採り入れた。第二には、わが国では電力負荷の平準化の問題も重要であるとの認識から、ガスタービンを利用したCAES(Compressed Air Energy Storage)とその応用システムに関する研究を行った。特に前記のスーパーごみ発電システムとのコンバインド化した場合のシュミレーションプログラムを作成し、技術的なメリットについて試算を行った。 本年度は特にシステム調査、およびプログラム作成のためにガスタービンをはじめボイラー、熱交換器などのデーターベース構築に注力したか、これに関してはさらに充実をはかる必要がある。
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