1998 Fiscal Year Annual Research Report
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10650584
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Research Institution | Nara National Research Institute for Cultural Properties |
Principal Investigator |
内田 昭人 奈良国立文化財研究所, 埋蔵文化財センター・研究指導部, 主任研究官 (90142017)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河合 直人 建設省建築研究所, 基準認証研究センター, 室長
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Keywords | 固有振動数 / 振動モード / 減衰定数 |
Research Abstract |
1. 既存の研究に関する文献調査を行うとともに、構造安定性についての計算方法の検討を行った。また、測定対象建築物に関する構造的なデータの収集と整理を行い、測定項目、測定方法、データ処理方法など測定における方法論を検討した。 2. 本研究課題に関する成果の国内での発表 論文標題『伝統的木造建築物の振動特性 その7。清水寺仁王門と南禅寺三門の常時微動測定』として、1998年9月に日本建築学会大会(九州)にて発表を行い、建築学会大会学術講演梗概集に掲載した。伝統的木造建造物の振動特性の把握に資することを目的として、寺院の門の常時微動測定を行い、固有振動数、振動モード、減衰定数などの諸性状を求めた結果をまとめたものである。 3. 本研究課題に関する成果の外国での発表 論文標題『DYNAMIC CHARACTERISTICS IN JAPANESE TRADITIONAL TIMBERBUILDINGS(日本の伝統的木造建築物の振動特性)』として、1998年8月に5Th WORLD CONFERENCE ON TIMBER ENGINEERING Montreux、 Switzerland(第5回木質構造世界会議;スイス・モントルー)にて発表を行い、PROCEEDINGSに掲載した。日本の伝統的木造建築物(法隆寺中門・金堂・五重塔・大講堂、薬師寺東塔・西塔・東院堂、東大寺転害門、平城宮跡復元建物)について、常時微動測定を行い、固有振動数、振動モード、減衰定数などの諸性状を求めた結果をまとめるとともに、測定値と理論値との照合を行ったものである。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] 内田昭人・河合直人 他: "伝統的木造建築の振動特性 その7.清水寺仁王門と南禅寺三門の常時微動測定" 日本建築学会大会学術講演梗概集. C-1. 259-260 (1998)
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[Publications] A.Uchida,N.Kawai,et al.: "DYNAMIC CHARACTERISTICS IN JAPANESE TRADITIONAL TMBER BUILDINGS" 5^<th>WORLD CONFERENCE ON TIMBER ENGINEERING. vol.2. 34-41 (1998)