1998 Fiscal Year Annual Research Report
西欧モダニズムの形成における日本の伝統的建築の影響に関する研究
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10650632
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
足立 裕司 神戸大学, 工学部, 教授 (60116184)
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Keywords | アール・ヌーヴォー / モダニズム / 日本建築 / 比較文化 |
Research Abstract |
1. 当研究の対象とするモダニズムに先行するアール・ヌーヴォーについて、すでに概略として得られていた知見を補完するために、各地の資料を再精査し、資料の再検討を行った。資料複写や旅費が特に充当され、成果は別紙の通り発表されている 2. 西欧への日本の建築文化の影響を具体的に解明するために、当時西欧で公刊されていた書籍、雑誌を照査し、整理を行った。本年は資料の入手と解明に努めたため、具体的成果は来年度となる。稀覯図書購入、資料複写・整理に設備備品費、消耗費が充当された。
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[Publications] 足立裕司: "旧松本健次郎邸とその建設経緯に関する考察-住友臨時建築部と日本のアール・ヌーヴォー(1)" 日本建築学会計画系論文報告集. 第511号. 193-199 (1998)
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[Publications] 足立裕司: "旧松本健次郎邸の意通とその歴史的展開に関する研究-住友臨時建築部と日本のアール・ヌーヴォー(2)" 日本建築学会計画系論文報告集. 第517号. (1999)