1998 Fiscal Year Annual Research Report
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10670539
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
山木 健市 名古屋大学, 医学部, 講師 (20182420)
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Keywords | エンドトキシン / 自己免疫 / 肺抗原 / 肉芽腫性肺病変 / サイトカイン / インターロイキン1 / インターロイキン4 / インターロイキン10 |
Research Abstract |
・endotaxine(3ng/kg)を3日間筋肉注射し、1日目、7日目、14日目と肺の組織、血中サイトカイレを比較した。組織的には、好中球による胞隔点からリンパ球による細気管支点へと進んだ。これに対して、MINO、Theoghylline(TNFの上昇を抑制する)は、大きな予防効果はなかった。血中サイトカインの変化では、好中球による胞隔点には、TNF、リンパ球による細気管支点にはIL-10の関与が考えられた。(学会発表後に論文作成予定) ・マウスはddY系マウス、肺のホモジケート(抗原)とendotoxineを週1回筋注した。3ケ月後まで注射して、肺の病理変化と血中サイトカインを測定した。気管支、動脈、静脈の周囲にリンパ球の浸潤、細気管支から肺胞洞に肉芽腫をともなう閉塩性病変がみられた。IL-1とIL-4の高値と示し、関連が考えられた。MINOは病変を抑制していることが考えられた。(論文作成中)。
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