1998 Fiscal Year Annual Research Report
脳腫瘍に対する定位的放射線治療における核磁気共鳴画像の有用性の検討
Project/Area Number |
10670818
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Research Institution | Asahikawa Medical College |
Principal Investigator |
吉田 弘 旭川医科大学, 医学部, 講師 (40241971)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
瀬尾 雄二 旭川医科大学, 医学部, 助手 (00302000)
油野 民雄 旭川医科大学, 医学部, 教授 (30019963)
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Keywords | 磁気共鳴画像 / MRI / 空間解像度 / spacial resolution |
Research Abstract |
平成10年度に行った実験経過は以下の通りである。 1) 実験に必要な資材の購入;水ファントーム及び人体(頭部)ファントームを購入した。また、各種消耗品等を購入した。平成10年度及び平成11年度の実験計画書を作成した。予定した国内学会への参加は日程の都合上不可能であった。 2) 水ファントームを用いて、当院に設置されているMRI(General Electric社製 Signa1.5T)の空間的な歪みを測定した。実際の臨床使用を想定してコイルは頭部専用コイルを使用し、その他の条件についても実際の撮像に即した方法で撮影を行った。空間座標の検討はX,Y,Z軸の各方向について行った。これらの結果については現在考察中である。 3) 人体ファントームを用いて、実際にMRIが撮像可能かを検討した。人体ファントームはX線一般撮影用に作成されており、その材質上下1強調画像の取得は可能であるが、T2強調画像の取得は困難であった。実際の臨床ではT1強調画像が用いられるため、問題は無いと考えられた。11年度はこのファントームを解体して実際の人体に即した状態(副鼻腔などに含気を持たせる)とし、かつ含気腔周囲にマーカーを挿入してMRIを再度撮像する事になっている。
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