1998 Fiscal Year Annual Research Report
超伝導干渉素子を用いた変動磁場刺激法による骨組織の非侵襲的検査法の確立
Project/Area Number |
10671374
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
金 郁〓 京都府立医科大学, 医学部, 助手 (50244603)
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Keywords | SQUID / microfracture / electromagnetic field / fracture healing |
Research Abstract |
超伝導量子干渉素子(Supercoducting Quantum Interfernce Device:SQUID・ダイキン工業社製:ダイキンMEC研究所保有)センサーによる骨組織(平成8年度に定性的実験結果を得た)や仮骨の力学的負荷における発生磁場の定量的計測を続けている。 1) 骨組織の力学的性質や骨組織のインピーダンスの計測 骨組織のインピーダンスの計測は牛脛骨から骨皮質を切り出し、DEXAにより骨塩定量を行い。生理食塩水に浸して乾燥を防止しながら骨長軸と平行また骨長軸と直角に白金電極を両端に刺入して、試験片の皮質骨の抵抗を計測しているが現在のところ安定した結果を得ていない。 2) 骨刺激に有効な刺激変動磁場の条件設定および刺激方法の検討 乾燥および湿潤試験片の条件、変動磁場発生装置の設定条件、変動磁場による超伝導量子干渉素子の発生磁場およびその相互作用おけるキャリブレイション等にかなりの時間を要する見込みである。
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Research Products
(8 results)
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[Publications] 金 郁〓 ほか: "仮骨延長法による下肢長管骨の変形矯正" 骨折. 20-2. 371-375 (1998)
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[Publications] 金 郁〓 ほか: "Orthofix創外固定器を用いた下肢回旋変形矯正の経験" 日本創外固定・骨延長学会誌. 9. 15-19 (1998)
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[Publications] 金 郁〓 ほか: "アコースティック・エミッション法による骨癒合のモニタリング-イリザロフ創外固定法への応用" 日本創外固定・骨延長学会誌. 9. 43-48 (1998)
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[Publications] 金 郁〓 ほか: "イリザロフ創外固定器を用いて一期的に偽関節手術と脚延長を行った1創" 日本創外固定・骨延長学会誌. 9. 141-146 (1998)
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[Publications] Kim W. et al.: "Resection hip arthroplasty for malignant pelvic tumor" Acta.Orthop.Scand.69. 617-621 (1998)
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[Publications] 金 郁〓 ほか: "骨腔瘍広範囲切除後にbove tnavsportを施行してcontoct eideの骨病合が遅延した〓" 日本生体電気刺激研究会誌. 12. 51-53 (1998)
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[Publications] 平澤泰介編著: "新外来の整形外科,外傷と救急医療(平澤泰介,金郁〓共著)" 南山堂.東京, 26 (1998)
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[Publications] 平澤泰介監訳.ジョセフ.シャツカー マーヴィン・タイル著: "骨折-理論的治療と実際- (金郁〓共訳)" Springer-Verlag Benlin Heidelberg, Springer-Verlag Tokyo, 40 (1998)