1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10671410
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
三條 芳光 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助手 (40115481)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
風間 富栄 浜松医科大学, 医学部, 助教授 (40158837)
尾藤 博道 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (50181227)
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Keywords | 麻酔回路 / ソーダライム / セボフルラン / 新鮮ガス流量 / 麻酔ガス吸着 |
Research Abstract |
1) 開発用基礎データの取得 二種類の麻酔回路(ソーダライム充填キャニスターを有する麻酔回路、吸着要素除去のためのガラス玉充填キャニスター)について4通りの新鮮ガス流量0.5,1,2,3L/minを付与し、新鮮ガス濃度にステップ状の変化を与えた。ステップ変化は、3種の吸入麻酔薬;セボフルラン、イソフルラン、およびN2Oについては0→1→OMAC相当、O2については100%O2→Ait→100%O2のステップとした。各ステップで時間経過対各ガス濃度の変化像を120分間観察し記録した。 2) 新鮮ガス流量、使用麻酔ガス、分時換気量を変化させて取得する各時間対麻酔薬濃度曲線を最小自乗曲線近似の手法を用いてコンパートメント構造とのパラメータを推測した。 3) その結果、麻酔回路の物理空間コンパートメント=6.6L、ソーダライム麻酔薬吸着コンパートメント=3.OL、速い回路部在吸着コンパートメント=0.8L1遅いコンパートメント=0.2L、の計4コンパートメントモデル表現できることが分かった.最初のコンパートメントから各コンパートメントへのガス流入速度は、それぞれ、3L/min、0.1L/min、0.001L/minであった。 4) 得られたモデルの基本構造について9th Society for Technology in anesthesia(San Diego,米国)にて発表した.
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Research Products
(1 results)