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1998 Fiscal Year Annual Research Report

T細胞と抗体が共通して認識する新しい腎癌抗原の同定と免疫遺伝子治療法の開発

Research Project

Project/Area Number 10671492
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

鈴木 ゆり子  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (40255435)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 村井 勝  慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90101956)
池田 英之  慶應義塾大学, 医学部, 講師 (40301494)
河上 裕  慶應義塾大学, 医学部, 教授 (50161287)
KeywordsSEREX / 腎癌抗原
Research Abstract

腎癌組織由来の5細胞株を入手し、各々培養して約10^8細胞から全RNAを抽出した。電気泳動により精度の高い4細胞株の全RNA約0.5mgを混合し、オリゴ(dT)によってポリA^+RNAの選別を2回行い約20μgのポリA^+RNAを得た。ZAP express cDNA synthesis kit(Stratagene社)を用い、5μgのポリA^+RNAからバクテリオファージcDNAライブラリーを作成した。1×10^6のプライマリーサイズのファージライブラリーを1回増幅し、4.7×10^<10>pfu/mlのタイターで使用した。4検体の患者血清を用いて、作成した腎癌細胞株cDNAライブラリーのスクリーニングを行った。1検体の血清につき、50枚の直径15cmのシャーレに各々約1万のプラークを生じるようプレートした。誘導試薬IPTGで組換体タンパクを大腸菌に発現させ、ニトロセルロース膜に転写した。プロットしたニトロセルロース膜に1000倍希釈患者自己血清を加え、さらに アルカリフォスファターゼ標識抗ヒトIgG抗体を加えて発色させた。4検体の患者血清の免疫応答能に違いがあるためか、発色の見られたプラーク数は著しく異なった。4検体の内2検体では発色がはっきりせず陽性クローンを得ることができなかった。1検体は20の陽性クローンを得ることができた。他の1検体では192もの陽性クローンを得ることができた。今後さらに2次スクリーニングを行って擬陽性を除き、DNA塩基配列決定、RT-PCRなどを行う予定である。

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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