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1999 Fiscal Year Annual Research Report

先天性難聴児への人工内耳と補聴器の併用に関する研究

Research Project

Project/Area Number 10671593
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

平川 勝洋  広島大学, 医学部, 助教授 (30144843)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 立川 隆治  広島大学, 医学部・附属病院, 助手 (70304441)
益田 慎  広島大学, 医学部, 助手 (50263695)
Keywords難聴児 / コミュニケーションモード / 聴性行動 / 人工内耳
Research Abstract

本研究は難聴児の聴性行動を新しい視点で整理し直すことにより、難聴児のコミュニケーションモードを評価することを目的にしている。本研究の最終的な目的は、コミュニケーションモードを評価することによって、重度難聴児への人工内耳埋込の適正なタイミングを推定する一助にし、術後のコミュニケーションモードの変化をできるだけ客観的に評価することで、有効な難聴教育手法を選択するデータにすることである。現在は、後者の目的を優先して、評価法の作成を手がけている段階である。
対象は平成12年1月に人工内耳を埋め込んだ重度難聴児二人であり、コントロールとして建聴児二人にも同様の記録を行っている。重度難聴児のうちの一人は平成12年3月の時点で4才0ケ月の先天性難聴児で、もう一人は3才0ヶ月の言語習得中失聴児である。建聴児は4才0ヶ月の男児と1才5ヶ月の女児である。記録場面は母親との遊び場面を15分記録している。いずれの児についても母親に口頭で本研究の趣旨を伝え、本研究に記録内容が使われることにたいして了承をいただいている。
本研究の成果がある程度判明するためには、今後少なくとも1年間は必要であり、検査としての正当性や問題点を指摘できるのは3年後と見込んでいる。

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Published: 2001-10-22   Modified: 2016-04-21  

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