1998 Fiscal Year Annual Research Report
小児悪性固形腫瘍の転移におけるインテグリンの役割に関する研究
Project/Area Number |
10671672
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
福重 隆彦 鹿児島大学, 医学部附属病院, 講師 (70218907)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野口 啓幸 鹿児島大学, 医学部, 講師 (80198580)
高松 英夫 鹿児島大学, 医学部, 教授 (50142427)
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Keywords | 培養系神経芽腫細胞 / インテグリン / ウエスタンブロット法 |
Research Abstract |
1) 培養系神経芽腫細胞を用いたインテグリン発現度の検討 a) ヒト神経芽腫細胞抹の培養,維持管理 凍結保存してある細胞株を解凍・維代培養し,実験に供した. b) 免疫組織化学的検討 インテグリンはα鎖15種類,β鎖8種類の組み合わせで構成されており,まず,いくつかの抗インテグリン抗体を用いて蛍光抗体法による免疫組織化学的検索を行い,培養系神経芽腫細胞で発現するインテグリンの種類と発現部位を同定した.次いで,cell lineによる差についても検討した. c) 分子生物学的検討 ウエスタンプロット法による蛋白レベルでの測定を行い,その程度をN-myc増幅度や,カドヘリン発現度と比較検討した. 2) 臨床材料での検討 凍結保存してある臨床材料の免疫組織化学的検討および分子生物学的検討を行い,臨床経過と比較して予後とインテグリンの発現度に相関があるか検討した.
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