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1998 Fiscal Year Annual Research Report

高齢者の顎堤および義歯形態の三次元的評価法の開発とその応用

Research Project

Project/Area Number 10671830
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

貞森 紳丞  広島大学, 歯学部, 助教授 (40187167)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 石井 敏也  広島大学, 歯学部, 助手 (70294569)
二川 浩樹  広島大学, 歯学部・附属病院, 講師 (10228140)
村田 比呂司  広島大学, 歯学部, 助手 (40229993)
Keywords高齢者 / 顎堤形態の変化 / 義歯形態の多様性 / 三次元的寸法変化 / 義歯の重合方法 / 義歯粘膜面の寸法変化 / 人工歯の変位
Research Abstract

模型作製および試料作製について
無歯顎顎堤の寸法を計測した論文報告を参考にして,本実験に用いる模型形態および寸法を決定した。本研究では,上顎無歯顎顎堤で,顎堤弓がU字形で,歯槽堤の高さを高,中,低に変化させた模型を作製することとした。寸法を決定した上顎顎堤の金属原型を3個作製し,金属原型の印象を採得後,超硬石膏で基準となる模型を作製した。この石膏模型上の11箇所に半円の評点を付与した。その後,この基準石膏模型を再び印象し,作業用模型を各条件につき5個ずつ作製した。この作業模型上で,通法に従い硬質レジン歯を排列してロウ義歯を作製した。人工歯の位置の変化を検討するために,上顎総義歯の5箇所の人工歯(中切歯,左右の第一小臼歯,第二大臼歯)に半円の窪みを付与した。義歯床材料としては,現在でもこの材料の主流であるアクリリックレジンを用いることとした。比較検討する重合方法としては,従来最もよく臨床で使用されている湿熱の加熱重合法(JIS規格に準じる),および,近年臨床に導入され使用されているマイクロ波重合法を用いることとした。
測定方法について
義歯の三次元的変化を捉えるために,三次元座標測定機トライステーション(ニコン社製,工業技術センター所有)を用いることとした。義歯粘膜面では,1)で述べたように11箇所,人工歯では上顎総義歯の5箇所(中切歯,左右の第一小臼歯,第二大臼歯)に付与した半円の窪みの評点を測定する。測定時期は,作業用模型,ロウ義歯,重合直後,水中保管1日後,水中保管1週間後としている。
現在,データ測定中で,実験進行中である。

URL: 

Published: 1999-12-13   Modified: 2016-04-21  

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