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1998 Fiscal Year Annual Research Report

MNUの徐放性局所投与によるマラッセの上皮遺残由来歯原性腫瘍誘発実験

Research Project

Project/Area Number 10671867
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

鈴木 一郎  新潟大学, 歯学部附属病院, 講師 (80179192)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 高田 真仁  新潟大学, 歯学部, 助手 (10251828)
中島 民雄  新潟大学, 歯学部, 教授 (10014010)
KeywordsMNU / マラッセの上皮遺残 / 歯原性腫瘍 / 実験腫瘍 / ラット / アルジネート / 破骨細胞 / EGF
Research Abstract

われわれがこれまでに開発した歯原性腫瘍誘発実験系を用いて、歯原性腫瘍の生物学的な特徴を明らかにするために以下の実験を行った。
生後5週齢のウイスター系ラット(体重約100g)をdiethyl etherにて麻酔後、アジネート印象剤とMNUの混和物0.3ml(投与量MNU=30mg、約300mg/kg)をラット左側下顎頬側面上に注入した。なおアルジネート-MNUの混和物は0.25gのアルジネイト印象剤粉末と減薗蒸留水を錬和し、均一になったところでMNU200mgを追加練和し、合計で2mlとしてこれを18G針付きシリンジ内につめたものである。また、アルジネイト印象剤のみを注入したラットあるいは無処置ラットをコントロールとした。アルジネイト印象とMNUの混和物投与群およびコントロール群につき処置後、経時的に下記の方法で観察した。
ラットをdietllyl etherにて麻酔後、4%paraformaldehyde,0.1M cacoodylate buffer,pH7.4,4゚Cの混合溶液にて灌流固定し、両側下顎骨を摘出し、10%EDTA溶液にて脱灰した。一部の試料はエタノール脱水、パラフィン包理後、厚さ6μmの連続切片を作製し、ヘマトキシリンエオジン染色またはEGFなどの免疫組織化学染色を行い観察した。他の試料は1%OsO_4溶液で後固定、エタノール脱水、epon812包埋後、超薄切片を作製し、酢酸ウラン・クエン酸鉛の二重染色を行い、電顕にて観察した。また、灌流固定後、脳および腹部内臓を肉眼的に観察した。現在、実験を継続し、観察結果につき検討中である。

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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