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1999 Fiscal Year Annual Research Report

侵害刺激による三叉・迷走神経反射は存在するか?

Research Project

Project/Area Number 10671883
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

中條 信義  徳島大学, 歯学部・附属病院, 教授 (80069046)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 江口 覚  徳島大学, 歯学部・附属病院, 助手 (20263866)
富岡 重正  徳島大学, 歯学部・附属病院, 助教授 (70188770)
Keywords電気刺激 / 三叉神経 / 迷走神経 / 循環反射 / 脳血流量
Research Abstract

三叉神経からの侵害刺激が脊髄尾側亜核から傍小脳脚核への求心性回路の存在を確かめるためにラット脳内の神経核のマップ作成が必要となった。そこで大阪大学歯学部第一口腔解剖学教室と本学の北村清一郎教授のもとで技術的援助をいただいた。その結果、三叉神経尾側亜核、傍小脳脚核、A5 noradrenergic cell group の各神経核の存在場所が同定できた。
また昨年度に続いて5%WGA-HRP(シグマ)を10-20μgマイクロインジェクションユニットにてそれぞれの神経核内に加圧注入した。2-3日後、脳はリン酸バッファで灌流して1%パラホルムアルデヒド、2.5%グルタールアルデヒドの混合液で固定して摘出する。4-12時間ショ糖リン酸バッファに浸潤させ凍結ミクロトームにて40μmの切片を作成。peroxidaseをtetrametylbenzidineで組織化学的に染色しanterogradetracingとして確認。Retrogradetarcingは傍小脳脚核部分に2.5%Fluoro・Gold(Fluorochrome)を注入して5-7日後に下顎切歯を電気刺激して免疫組織的にFOS陽性神経細胞集団を明らかにする実験を継続中である。
なお傍小脳脚核からA5 noradrenergic cell groupへの回路を明らかにするべく実験したが、この神経回路は解明できなかった。現在は実験の手段も含めて検討し解明に努力している。

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Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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