1998 Fiscal Year Annual Research Report
大学院教育における看護管理学のカリキュラム開発に関する研究
Project/Area Number |
10672200
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
草刈 淳子 千葉大学, 看護学部, 教授 (70114270)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長友 みゆき 千葉大学, 看護学部, 教務職員 (10241978)
川口 孝泰 兵庫県立看護大学, 看護学部, 助教授 (40214613)
渡邉 亮一 自治医科大学看護短期大学, 助教授 (20175136)
上泉 和子 兵庫県立看護大学, 看護学部, 助教授 (10254468)
奥井 幸子 岡山県立大学, 保健福祉学部, 教授 (30214050)
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Keywords | the master's course / curriculum / nursing adminiotration / nursing management / Dual MSN / MBA |
Research Abstract |
近年の社会経済の環境変化をふまえて、我が国における看護管理を改めて、体系化し構築すること及び、大学院の看護管理学のコアカリキュラムの開発をすることを合意した。看護管理の概念についての共通理解は、以下の3点に要約された。 1. 病院看護管理に代表される施設内管理ではなく、看護を病院という施設内だけではなく、地域までも含める。 2. Nursing in General Management:個人的側面と社会的側面とが同時に存在する「duble focus」としての観点からとらえる。 看護管理カリキュラムの体系化に先立ち、課題と概念枠組みを次の分担で行い、討議しているところである。 井部(経営、副院長の立場から),奥井(地域),上泉(教育),渡邉(情報),川口(環境),草刈(政策),長友(婦長)の立場から 平成11年度の計画: (1)アメリカのdual or combined courseのMSN/MBA courseのカリキュラムの実態調査と、その現時点での問題点を明らかにする。 (2)日本の看護系大学の「看護管理」担当者を対象に意識調査を実施 (1)(2)の結果をふまえて、両国の制度上の違いを考慮した上で、今後の日本における看護管理カリキュラムの構成をする。
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