1999 Fiscal Year Annual Research Report
看護婦(士)の生涯学習システムの開発に関する研究-長期修士課程カリキュラム開発に焦点を当てて-
Project/Area Number |
10672201
|
Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
鵜澤 陽子 千葉大学, 看護学部, 助教授 (80009498)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 純恵 千葉大学, 看護学部, 助教授 (20235956)
草刈 淳子 千葉大学, 看護学部, 教授 (70114270)
野口 美和子 千葉大学, 看護学部, 教授 (10070682)
吉本 照子 千葉大学, 看護学部, 助教授 (40294988)
齋藤 やよい 千葉大学, 看護学部, 助教授 (40242200)
|
Keywords | 生涯学習 / カリキュラム / 看護職 / 職業的発達 |
Research Abstract |
本プロジェクトの目的は、臨床ケアの質の向上に向け、看護職者の職業的側面における生涯学習を促進するために、看護職者の長期修士課程における学習システムを開発することである。昨年度は、その第一段階として、臨床看護職者の長期修士課程へのニードの実態及び看護職者の特性を明らかにするために、全国規模の実態調査を行った。 本年度の目的は、大学で再度学習する臨床看護職者の職業的発達を促進する教育内容の開発に資するために、千葉大学看護学部附属看護実践研究指導センター(本センター)において、過去に実施してきた長期間の研修・講習(センター研修は17年、教員講習会は13年)の効果を明らかにすることである。この目的達成のために、次のことを行った。 1.本センターで実施した講習・研修に参加した講習生・研修生756名を対象に、郵送留め置き法により、質問紙を用いた調査を行った。 2.1.で用いた質問紙の内容は次の3つのパートより構成した。 (1)今後の看護に関連する生涯学習のニーズ (2)講習・研修の学習効果の追跡調査として、「講習・研修を振り返って、参加した意味」についての自由記述 (3)研修・講習の効果の一端を検討するために、看護専門職役割意識と臨床実践能力を測定する6-Dimension Scale及びCorwinの専門職役割意識尺度を用いて、昨年度、全国の看護職を対象に行った結果と比較する。 現在データ入力を終了し、量的データは統計学、質的データは内容分析の手法を用い分析中である。
|