1999 Fiscal Year Annual Research Report
不妊治療によって妊娠した女性の母親役割獲得プロセスに関する研究
Project/Area Number |
10672235
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
森 恵美 千葉大学, 看護学部, 助教授 (10230062)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
日野原 啓子 千葉大学, 看護学部, 助手 (20292683)
林 ひろみ 千葉大学, 看護学部, 助手 (90282459)
石井 邦子 千葉大学, 看護学部, 講師 (70247302)
佐伯 章子 千葉大学, 看護学部, 助手 (80312966)
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Keywords | 不妊治療 / 妊娠 / 母親役割 / 周産期 |
Research Abstract |
1.対象者の抽出、研究依頼、同意後、妊娠中のデータ収集を縦断的に行なった。 前年度の研究協力施設の改修工事等に伴い、他の施設に研究協力を依頼して、対象者の抽出、研究依頼を行なった。不妊治療後の妊婦が母親役割獲得プロセスの初期段階である妊娠期をどのように経験しているかを半構成的面接(承諾を得て録音)と質問紙調査によって把握した。 2.妊娠期の対象者9名に対して、産褥早期のデータ収集を以下のように実施した。 1)質問紙調査:(1)花沢の対児感情尺度 (2)Self-Esteem尺度 2)参加観察法:産褥3〜5日目授乳時の母性行動の観察 3)半構成的面接:初回授乳前と授乳終了後 3.産後1,4か月のデータ収集を順次行なっている。 1)質問紙調査:郵送法にて回収、半構成的面接 (1)花沢の対児感情尺度 (2)文章完成法にて母親としてのアイデンティティについて (3)母子の生活や健康状態についての基礎的な情報 4.すべてのデータがそろった対象者、2名についてデータの分析をした。 以上、現在、妊娠期の研究対象者として20名を抽出して、データを収集中である。これらの収集したデータを整理して一次資料を作成し、個別分析へと準備している段階にある。
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