2000 Fiscal Year Annual Research Report
不妊治療によって妊娠した女性の母親役割獲得プロセスに関する研究
Project/Area Number |
10672235
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
森 恵美 千葉大学, 看護学部, 教授 (10230062)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐伯 章子 千葉大学, 看護学部, 助手 (80312966)
林 ひろみ 千葉大学, 看護学部, 助手 (90282459)
石井 邦子 千葉大学, 看護学部, 講師 (70247302)
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Keywords | 不妊治療 / 妊娠 / 母親役割 / 周産期 |
Research Abstract |
1.対象者の抽出、研究依頼、同意後、妊娠中のデータ収集を縦断的に行なった。 前年度の研究協力施設で引き続き対象者の抽出、研究依頼を行なった。不妊治療後の妊婦が母親役割獲得プロセスの初期段階である妊娠期をどのように経験しているかを半構成的面接(承諾を得て録音)と質問紙調査によって把握した。 2.妊娠期の対象者20名に対して、産褥早期のデータ収集を以下のように実施した。 1)質問紙調査:(1)花沢の対児感情尺度 (2)Self-Esteem尺度 2)半構成的面接:授乳終了後 3.産後1,4,8,12か月のデータ収集を順次行なった。 (1)花沢の対児感情尺度、(2)文章完成法にて母親としてのアイデンティティについて、(3)母子の生活や健康状態についての基礎的な情報について、産後1ヶ月、8ヶ月、12ヶ月は質問紙調査で郵送法にて回収し、産後4ヶ月時点では半構成的面接を行った。 4.妊娠期の対象者20名の質問紙調査による量的なデータの分析を行った。 1)妊娠中期、末期の母性不安尺度得点:同時期の不妊でない妊婦と統計的比較。 2)妊娠中期、末期、産褥早期、1ヶ月の胎児感情尺度得点:同時期の不妊でない妊婦あるいは母親と統計的比較。 3)各対象者について、妊娠初期〜産後1ヶ月の胎児感情尺度得点の推移を把握。 5.妊娠期20名の面接データを逐語録にして、一時資料として整理し、個別分析に備えた。
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