1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10672257
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Research Institution | Tenshi Junior College |
Principal Investigator |
茎津 智子 天使女子短期大学, 衛生看護学科, 講師 (10177975)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 由紀子 天使女子短期大学, 衛生看護学科, 助手
松島 陽子 (青野 陽子) 天使女子短期大学, 専攻科, 助手
渡辺 由加利 天使女子短期大学, 専攻科, 講師 (10310088)
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Keywords | 夫婦 / 妊娠・出産 / 女性のライフサイクル |
Research Abstract |
本年度は研究調査をするにあたっての資料収集、文献レビューを実施し、研究方法の検討を行う。また、質的研究に関する勉強会、本研究に関する助言を質的研究の専門家から受ける。目的は、妊娠・出産を自分のライフサイクルの中に、また、自分にどのように価値づけけているか、意味付けているかの体験を明らかにすることで、親になるプロセスを知る手掛かりとする。対象者は、札幌在住の初めて妊娠を経験している夫婦とし、面接時期を妊娠10-12週の時期、妊娠35週前後の時期、誕生2日目とする。これは、先行研究から妊娠初期に対しては、その時点を振り返る形の想起したものが多く、初期の段階での質的に調査されたものは少ない。特に父親への面接は少ない。妊娠35週の時期については、胎動などの体験を通して妊娠経過にともなってさまざまな体験、思いを経験する時期となる。先行研究では胎動の自覚や過去の経験などが親になること、子への愛着などに影響する要因と言われている。 それらから面接時期を上記のように設定し、面接内容は先行研究からの妊娠・出産の思い、感情に影響を与えると言われている関連要因から構成し、インタビューを半構成的に実施していく。面接者への依頼までを終了した。
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