1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10672257
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Research Institution | Tenshi Junior College |
Principal Investigator |
茎津 智子 天使女子短期大学, 衛生看護学科, 講師 (10177975)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 由紀子 天使女子短期大学, 衛生看護学科, 助手 (00320557)
松島 陽子 天使女子短期大学, 専攻科, 助手 (70312171)
渡辺 由加利 天使女子短期大学, 専攻科, 講師 (10310088)
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Keywords | 夫婦 / 妊娠・出産 / 女性のライフサイクル / 夫 / 妻 / 質的分析 |
Research Abstract |
本年度は、研究目的から面接時期、面接方法、面接内容の最終確認の検討を行った。研究目的は、親になること、妊娠・出産という体験を自己のライフサイクルにどのように意味付けているのか、価値付けているのか、また、適応していっているのか、その背景は何なのかを明らかにすることである。そこで、各面接時期について面接の内容の構成を考え、対象者にそれぞれの時期の思い、感じたことを自由に語ってもらう半構成的面接方法をとった。面接の構成内容として、1.妊娠・出産を夫・妻それぞれがどのように感じたのか。2.妊娠・出産によって生活に変化したことがあるのか。3.妊娠・出産によって夫婦の関係に変化したことがあるのか。4.親になるということについて感じたり、考えていることがあるのか。の4点とした。 面接対象者は、札幌在住の協力の得られた夫婦4組を対象とし、妊娠初期12週前後、後期35週前後、出産後2-3日目について行った。今年度は、第1段階として4組の夫婦の面接が終了した。実際の面接は2名の研究者のみとし、妊娠12週の面接を2組が終了した時点で実施した面接の進め方、内容について研究者間で検討を行い、内容や進め方に著しい差がないように進めた。次年度では、更に4〜6組の夫婦に面接を実施することを計画している。面接内容の分析方法についての検討、確認も同時進行で行ってきた。
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