1998 Fiscal Year Annual Research Report
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10680014
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| Research Institution | University of Tsukuba |
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Principal Investigator |
三木 ひろみ 筑波大学, 体育科学系, 講師 (60292538)
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| Keywords | 対人認知 / 対戦相手 / 情報収集 |
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| Research Abstract |
研究1: 対戦相手に関する情報の収集及び活用状況
質問紙並びにインタビュー調査によって、各種競技において、対戦相手に関してどのような種類の情報を事前に収集しているのか、得られた情報をどのように選手に提供しているのかについて調査を行なった。
研究2: 競技者自身の情報収集及び情報の活用の仕方
インタビュー調査によって、各種競技において試合前に選手に与えられる情報を選手自身がどのように受容し、活用しているのか、与えられる情報以外に選手が知りうる情報や積極的に収集している情報、選手が知りたい情報、知りたくない情報について調査した。
研究3; 情報に基づく作戦の立案・プレイのプランニング
柔道選手を対象にインタビュー調査を行ない、対戦相手に関して得られた情報に基づいてどのように作戦の立案を行なっているのかを調べ、作戦立案・プレイの決定のプロセスについて予備的検討を行なった。
各種競技の試合に出かけて行ってビデオ撮影を行なっており、このビデオを見ながら実在の対戦相手及び競技者自身の試合の分析を行なわせ、プロトコルを録音して、認知過程を分析を行なっている。
また、対戦相手を把握する対人認知過程の発達差を検討するために、中学生用の対人認知尺度を作成した。
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