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2000 Fiscal Year Annual Research Report

老齢期における適性な運動実践に関する基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 10680022
Research InstitutionAichi University of Education

Principal Investigator

鈴木 英樹  愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (40235990)

Keywords加齢変化 / SAM / 骨格筋
Research Abstract

本研究は京都大学胸部疾患研究所より供給を受けた老化促進マウス(SAM)を用いて、加齢に伴う骨格筋での加齢変化を形態的・代謝的側面から段階的に捉えた上で、それらの退化現象を運動の実施によりいかに抑制できるかを明らかにすることを目的としている。本年度の研究は3年計画の3年目にあたる。前年度までに、20、40、50、60週齢の通常飼育を行った雌性SAMマウスの後肢骨格筋を用いて、形態的、代謝的なデータを再度検討し、その成果を論文にまとめた。その内容は、加齢に伴い特に40週齢から50週齢にかけて、筋線維の萎縮が観察されるものの、代謝特性である酸化系酵素活性には変化が認められなかったというものであった。しかしながら、加齢に伴い毛細血管の機能や本数が変化しなかった場合、加齢に伴う筋線維の萎縮は酸素や栄養の供給に関しては逆にプラスの作用となる可能性があり、このことが代謝特性の退化を抑制している可能性が考えられた。その後,これらの変化に身体活動がいかなる影響を及ぼすかを検討するため研究を継続している。老齢初期と考えられる40週齢から自発運動を行わせ,その活動量を調べるとともに,その活動が骨格筋に与える影響を調べている。現在のところ,活動量に関しては加齢に伴い現象する傾向が得られているが,その他に関しては分析を継続中である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Hideki Suzuki, et al.: "Age-Related Changes on Morphological and Enzymatic Properties in the Extensor Digitorum Longus Muscle of Senescence Accelerated P6 Mice"The Bulletin of Aichi University of Education. Vol.XLIX. 111-114 (2000)

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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