1999 Fiscal Year Annual Research Report
時代変化に対応する教師教育と現職教育のモデル:カリキュラムの開発と試行
Project/Area Number |
10680216
|
Research Institution | Kyoto University of Education |
Principal Investigator |
大隅 紀和 京都教育大学, 教育学部, 教授 (90000083)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三宮 真智子 鳴門教育大学, 学校教育研究センター, 教授 (90170828)
赤堀 侃司 東京工業大学, 教育工学開発センター, 教授 (80143626)
佐々木 真理 京都教育大学, 教育学部, 講師 (00303925)
|
Keywords | 教師教育 / 現職教育 / カリキュラム開発 / 新時代教育 / モデル・カリキュラム |
Research Abstract |
伝統的な学校教育を対象にする教育・学習活動と,時代変化を反映する教育・学習活動を峻別するために後者の対象として,「A.総合学習」「B.課題解決学習」「C.国際理解学習」などの柱立てを行い,これらに関わるモデルカリキュラムを開発してきている。 これらのうちAについては,成果として現職教師向けに2冊の刊行を行った。Bについては,実験計画を構想し,準備し,予備的な実験調査を継続している。Cについては学内のプロジェクト研究とも関連した「アジアの子どもたち」のCD-ROMの試作,および刊行物を制作している。 また裏面の日本国内の関連学会での研究発表のほかに,第10回日米教師教育コンソシーアムJUSTEC'99(ハワイ大学,1999年8月)および科学教育国際会議(1999年11月フィリピン大学)で研究成果の発表を行った。 最終年度(平成12年度)は,これらの成果を整理するとともに,研究報告書を刊行することにしている。
|
Research Products
(6 results)
-
[Publications] 大隅 紀和: "新しい教育課題に対応するカリキュラム開発の考え方と方法"日本科学教育学会,科教研報. Vol.13-6. 45-50 (1999)
-
[Publications] Norikazu OSUMI et al.: "On the Consideration a Guideline and Introductory Program fro Teacher Training for a New Teaching Subject "Project Based Studies Time""日本教育工学会第15回大会講演論文集. 743-744 (1999)
-
[Publications] 大隅 紀和 他: "情報教育の側面から見た統合学習の取り組み"日本教育情報学会第15回年会論文集. 120-121 (1999)
-
[Publications] 佐々木真理,大隅 紀和 他: "問題解決過程の視覚化とその教育学習活動における活用-2"日本教育情報学会第15回年会論文集. 212-213 (1999)
-
[Publications] 大隅紀和,大隅拓哉: "総合学習の実践ワークショップ"黎明書房. 118 (1999)
-
[Publications] 大隅 紀和: "総合学習のポートフォリオと評価"黎明書房. 110 (2000)