1999 Fiscal Year Annual Research Report
ファクシミリ端末を利用した学校災害事例データベース検索システムの研究
Project/Area Number |
10680217
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
横尾 能範 神戸大学, 国際文化学部, 教授 (60030574)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大月 一弘 神戸大学, 国際文化学部, 助教授 (10185324)
鏑木 誠 神戸大学, 国際文化学部, 教授 (40093504)
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Keywords | ファクシミリ / 情報検索 / データベース / 公衆電話回線 / 学校事故 / 事例文書 / 学校保健 / 災害事例 |
Research Abstract |
まず、Pradox形式で蓄えた「学校災害事例文書データベース」約300例を対象として、次の機能をもつ情報検索システムを試作し、試験運用した結果、所期の目的を果した。 (1)WindowsNTパソコン上のDelphi言語を用いて、NTT公衆電話回線に接続したCTIボードを制御する基本プログラムの開発。(2)相手FAX機のプッシュボタン操作によるトーン信号の変換によって得る数字化コードからデータベースのキーワードへの変換。(3)情報検索結果ファイルのG3形式への型変換。(4)G3形式ファイルの相手ファクシミリ端末への送出。 上記システムの試験運用を行なうため、北海道から沖縄までの約30校に呼びかけて、ファクシミリによる情報検索のテストを行ない専門誌「健」1999.8月号に紹介の通り、テスト運用としては満足できる成果が得られた。その際、同時利用に伴う不便が指摘され、その改善のために、2回線同時利用要求にも対応できるシステムに拡大することが出来た。 事例データの収集の面では、先行研究で事例を提供した300名をはじめ、筆者開発による別件の学校保健用ソフトの利用者約2000名に、本システムへの事例提供と、その事例の共同利用を呼びかける書簡の発送により、最終年度である次年度の研究の準備を行なった。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 横尾能範: "ファクシミリ端末を利用した学校災害事例データベース検索システム(2)"学校保健研究. 41-Suppl. 210-211 (1999)
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[Publications] 謝大〓,夏路,横尾能範: "FAX機器を利用した遠隔地データベース検索システムの研究"日本科学教育学会第23回年会論文集. 23. 361-362 (1999)
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[Publications] 横尾能範: "ファクシミリで「学校災害事例」情報検索の仲間に参加しませんか?"学校保健情報誌「健」. 28-5. 40-43 (1999)
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[Publications] Dawei XIE,Lu XIA,YOKOO Y.: "Remote Database Retrieve System by Faxsimile"Proceedings of UNESCO-International workshop on Hands-on Activities for in-school Learners focusing on the marginalized youth.. Thailand. (1999)