1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10680230
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
横山 明子 帝京大学, 理工学部, 講師 (70230654)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
繁桝 算男 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (90091701)
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Keywords | 進路決定 / 進路決定支援システム / コンピュータガイダンス / 大学生 |
Research Abstract |
本研究は、実際的な教育的利用の見地から、WWW用いて新たに、進路決定者の満足度の高い進路決定支援システムの構築をめざすものである。 平成11年度は、昨年に引き続き、大学生の進路決定に対する意識調査を行った。その結果、決定するための条件として、興味・関心、能力、価値観などの自分に関する情報と、職業に対する基本的知識、就職の方略などの進路先に関する情報、さらに、意思決定の意義や決定の方略などの進路決定に関する情報の3種類に集約される。これらの情報のうち、学生の実態から、特に興味・関心などの情報が大切であることが示された。そこで、このような様々な情報を提供し、自己発見の契機となるような大学生の進路決定を援助するプログラムおよびコンピュータガイダンスシステムを設計した。 その概要は次の通りである。1.進路決定とは何か、2.進路決定のプロセスを学ぶ。3.自分自身を知る(適性テストを含む)。4.進路決定のシミュレーションをする。5.情報データベースをしらべてみよう。6.キーワードを調べる。7.掲示板を利用する。今後これを、どのような環境でも使用できるように、JAVA言語などを使って、構築していくことが課題である。
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