1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10680288
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Research Institution | Morioka College |
Principal Investigator |
横山 多津枝 盛岡大学, 文学部, 助教授 (00240218)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 久美子 盛岡大学, 文学部, 講師 (40224498)
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Keywords | 小学校英語 / 国際理解教育 / 教員養成 |
Research Abstract |
本年度の研究は、小学校の英語学習、国際理解教室を中心とした授業参観とリサーチ、アメリカに於ける、外国語としての英語の教授法の研修とその実践にある。まず、小学校に関してであるが、本年度文部省指定研究開発学校となっている小学校の公開授業を研究代表者、分担者が参観してきた。岩手大学教育学部附属小学校、青森県五戸町五戸小学校、福島県表郷村立表郷小学校、神奈川県相模原市相模台小学校、千葉県成田市立成田小学校等では、本年度が、「国際理解・外国語学習」の研究開発の3年目に当たるため、それぞれの小学校で公開研究発表会が行われ,それに出席した。また、公開研究発表会に出席できなかった小学校に関しては、資料を取り寄せ、現在その分析を行っているところである。 このほかにも、将来盛岡大学の学生が児童英語の教育実習に行く可能性のある、盛岡大学附属愛育幼稚園の英語のクラスの見学をし、実習の計画を立案している。また、本研究の参考にするため、東京都の青山学院初等部と聖心女子学院初等科の英語の授業と、静岡県の加藤暁秀学園を見学した。特に、加藤学園では、初等学校に於いて、バイリンガル教育を進めているが、小学生の豊かな可能性を目の当たりにして、新たなる見地を持つに至った。 さらに、小学生の実態と年齢に応じた発達度を知るために、盛岡市立仁王小学校に行き、1年生から6年生までの授業を参観した。道徳、社会、算数、国語、理科と多岐に渡る授業を参観して、児童の教育がいかになされるべきか、考えるところがあった。 夏の2週間のアメリカの研修では、セント・マイケルズカレッジ大学院の"Designing Your Own TESOL"の授業に出席し、将来の小学校教員を目指す学生を対象とした英語の授業に関するレヴューを受け、教員養成の見地から、後期の授業でその実践を試みている。 今年度の研究実績は、以上の通りである。
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