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1998 Fiscal Year Annual Research Report

日本語の談話におけるスピーチレベルシフトの機構とその指導法

Research Project

Project/Area Number 10680302
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

佐藤 勢紀子  東北大学, 留学生センター, 助教授 (20205925)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 福島 悦子  東北大学, 留学生センター, 講師 (10238462)
Keywords談話 / スピーチレベルシフト / 日本語学習者 / 会話指導
Research Abstract

初年度である今年度は,日本語母語話者と日本語学習者のスピーチレベルシフトの様態の相違を明らかにするため,両者を対象に対話の実態調査を行い,その結果を研究資料としてデータ化した。これまでの経過は次のとおりである。
1. 会話中にレベルシフトが起こる可能性のある2人ずつの組合せができるように母語話者12名,学習者12名,計24名の被験者を選定し,彼らと資料収集補助の母語話者4名の組合せにより,母語話者同士24組,母語話者と学習者36組のペアを作った。
2. それぞれのペアに異文化接触に関する様々な話題のビデオを見せ,それについての対話を録音・録画した。異文化接触についてのビデオを用いたのは,レベルシフトを引き起こしやすいと考えられる個人情報の交換を促すためである。
3. 被験者の同意を得た上で,プライバシーの保護に留意しつつ録音・録画資料をデータ化し,研究資料を作成した。
次年度は,作成データを分析し,これをもとに日本語母語話者と学習者のスピーチレベルシフトの様態がどのように違うかを解明する。必要があれば,さらに被験者を増やして対話の実態調査を行い,データを追加する。その上で,レベルシフトの仕方に重点をおいた会話指導の方法について検討する。

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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