1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10680385
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
迫江 博昭 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 教授 (30215701)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内田 誠一 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 助手 (70315125)
片山 喜規 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 助手 (00214338)
鎌田 清一郎 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 助教授 (00204602)
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Keywords | 2次元ワープ / トポロジー保存 / 単調連続性制約 / 動的計画法 / ビームサーチ / 高速化 |
Research Abstract |
1. 従来の2次元ワープアルゴリズムの計算量が、面像サイズNの指数オーダーである点を問題と考え、文宇認識や音声認識への応用に特化した高速アルゴリズムを提案し,有効性を示した.これにより画像サイズNへの計算量依存性は多項式オーダーに低減された。この新アルゴリズムを区分線形2次元ワープ法と呼ぶ.行単位のワープにおいて,各行上に複数の節点(ピボット)をもうけ,このピボットをDPで最適にワープし,ピボット間は線形補間でワープする. 2. 区分線形2次元ワープ法の文宇認識問題への適用に関して実験を行って,基本的な性能を確認した.本格的な検討は平成12年度の課題となる. 3. 関連して研究を進めていた,筆順フリーオンライン文宇認識アルゴリズムの評価実験を終え,成果を電子情報通信学会論文誌に発表した.
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Research Products
(7 results)
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[Publications] 愼 重弼 迫江 博昭: "筆順・画数自由オンライン文字認識のための画対応決定法"信学論文誌(D-II). J82-D-II. 230-239 (1999)
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[Publications] 愼 重弼 ムハマドマスルール 片山 喜規 迫江博昭: "画間相互情報を用いた筆順自由オンライン文字認識アルゴリズム"信学論文誌(D-II). J82-D-II. 382-389 (1999)
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[Publications] 坂東 幸浩 西 修功 鎌田 清一郎: "ヒルベルト走査を用いた時空間領域分割による高速動画像圧縮法"映像メディア学会誌. 53・4. 559-564 (1999)
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[Publications] Seiici Uchida Hiroaki Sakoe: "Handwritten character recognition using monotonic and continuous two-dimensional warping"Proc. of 5th Int. Conf. on Document Analysis and Recognition. 499-502 (1999)
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[Publications] Seiici Ucida Hiroaki Sakoe: "An approximation algorithm for two-dimensional warping"IEICE Transactions on Information and Systems. E83-DI. 109-111 (2000)
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[Publications] 内田誠一 迫江博昭: "区分線形型2次元ワープ法の検討"信学技報. PRMU99-10. 69-76 (1999)
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[Publications] 内田誠一 モハマド アサド 石田敏之 迫江博昭: "区分線形型2次元ワープによる手書き文字の変形吸収の試み"信学技報. PRMU99-237. 45-52 (2000)