1998 Fiscal Year Annual Research Report
視細胞光受容体情報伝達におけるCa結合蛋白質による新制御機構に関する研究
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10680610
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
坪井 誠二 岡山大学, 薬学部, 助教授 (50172052)
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Keywords | Pγ / Pγ kinase / リン酸化 / 視細胞 / Ca結合蛋白質 |
Research Abstract |
(1) Pγリン酸化酵素について (1) 酵素精製;Pγをリン酸化する酵素は,部分精製の結果44kDaの分子量を持つMAPKinaseに非常によく似た酵素であることが明らかとなった。この酵素を次のような過程で精製を行った。 ウシ桿体視細胞→Caを含む緩衝液で抽出→MonoQ→ゲルろ過(TSK-250)→Heparin-Sepharose→ATP-Agarose→Pγアフィニティ力ラム (2) アミノ酸配列決定;精製した酵素を用いてアミノ酸配列を決定中である。 (3) 酵素の性質;Pγリン酸化酵素を精製し,現在,今まで報告されているMAPKinaseと比較している。特にリン酸化の機構についてMAPKinaseと比較,検討を行う。 (2) Pγのリン酸化に影響を及ぼす因子について PγKinase活性の制御にCa結合蛋白質が関与していると考えそのCa結合蛋白質を,精製した結果,分子量が26kDaであった。現在,この26kDaのCa結合蛋白質のアミノ酸配列を決定しPγKinaseのアミノ酸配列と比較している。今後,このCa結合蛋白質によるPγKinaseの制御機構を明らかにしたい。
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Research Products
(1 results)