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1998 Fiscal Year Annual Research Report

ディヴィドソンによるクワイン哲学の受容と改訂

Research Project

Project/Area Number 10710004
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

古田 智久  日本大学, 文理学部, 専任講師 (80238683)

Keywordsクワイン / ディヴィドソン / 概念図式 / ホーリズム / 非法則的一元論
Research Abstract

平成10年度の研究計画は、W.V.O.クワインとD.デイヴィドソンの哲学を、(1)言語理解、(2)概念図式、(3)物理主義と非法則的一元論、(4)ホーリズム、という観点から比較・検討し、(これらの問題をめぐって)デイヴィドソンがクワインの学説をどのように継承し、そしてどのように改訂しているか、ということについて考察する、というものであった。さらに、この研究計画を徹底的に遂行するために、クワインとデイヴィドソンの全著作のテキスト入力を行い、全著作からキー・コンセプトを検索できるような環境を構築することを併せて行うことになっていた。
以上のような研究計画にしたがって、本年度は、クワインとデイヴィドソンの著作の収集とテキスト処理を行い、クワインの全著作約350篇のうち330篇を収集し(残り20篇は、日本国内で入手不可能であり、来年度海外での入手を考えている)、重要なものから順に200篇程度のテキスト処理を終えた。デイヴィドソンの著作約100篇については、10篇程度が未収集であり、重要なもの50篇程度のテキスト処理を終了した。完成したデータベースを駆使して、上述の問題について考察を進め、(2)概念図式、をめぐるいくつかの問題についての論文を現在執筆中である。なお、当初の研究計画にも記したように、研究者は既に上述の四つの問題を分析・検討した論文を公表しており、したがって(現在執筆中の論文を除いて)これらの問題については新たに論文を執筆するということはせず、最終的な成果物において補足的な見解を記すに留めることになる。

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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