1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10730050
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
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Keywords | デジタル・ネットワーキング / 多文化学習 |
Research Abstract |
デジタル・ネットワーキング及び組織学習に関する文献資料の収集・調査を行った結果,デジタル・ネットワーキングがどのように多文化学習に寄与しているかについて以下の知見を得た。 1) デジタル・ネットワーキングのテクノロジカル・キャパビリティー (1) デジタル・ネットワーキングを用いた学習効果を高めると,組織学習のステップもより容易になる。 (2) デジタル・ネットワーキングは個人と行動の学習を強めるうえ,学習のペースとスタイルを選択することが容易である。 (3) アクセシビリティとフレキシビリティを高めると,場所や時間を問わずアクセスすることが可能になり,また組織の部署(部・課・係など)を問わず参加することができる。 (4) 学習材料を再利用することが容易であり,短期間で新しい組織を組み込むことが可能である。 2) デジタル・ネットワーキングを通じた多文化学習のモデル 従来は,Learning by doingであったが,今後はLearning by Networkingによる学習が主流になると考えられる。またそのモデルは,次のステップを循環し続ける。 Stepl 知識のシェアリング Step2 発展への視野 Step3 経験
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