1999 Fiscal Year Annual Research Report
多重アコースティック・エミッションによる地下き裂進展速度の3次元評価法の開発
Project/Area Number |
10750667
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Research Institution | Muroran Institute of Technology |
Principal Investigator |
永野 宏治 室蘭工業大学, 工学部, 助手 (90212109)
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Keywords | 多重AE / AE / 地下き裂 / 地熱エネルギー |
Research Abstract |
1多重AEの3次元粒子運動表示システムの製作 多重AEの3次元粒子運動の特徴は,P波区間にある2つのP波による振動である。このP波の振動を3次元表示する画像処理システムを製作した。このシステムはサーバ・クライアント方式をとる。3次元画像の表示にはVRMLを使い,ネットワーク上で複数のパーソナルコンピュータを使って3次元粒子運動を解析できるようにした。本システムはサーバのOSはLinux,クライアントでは一般的なウェブブラウザ,VRMLビューアを使った。システムはJavaとPerlで記述したため,他の計算機システムヘも容易に移植ができる。 2多重AEの3次元分布表示システムの製作 多重AEの震源分布を3次元表示する画像処理プログラムを製作した。表示にはVRMLビューアを使い,パーソナルコンピュータでも解析できるようにした。VRMLの3次元表示における人間の画像認識を検討し,3次元画像の認識を補助するナビゲータシステムを組み入れた。このナビゲータでは,視点の座標表示,視点の記録と復帰,AE源の座標表示ができる。 設備備品に計上した多重AE表示システムは,多重AEの3次元粒子運動と震源分布を表示させるために使った。
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[Publications] K.Nagano,H.Niitsuma: "Dispersion analysis of crack-waves in an artificial subsurface facture using two crack models"IEEE transaction on Geoscience and Remote Sensing. ,1/2. (2000)
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[Publications] 永野宏治,八鍬慶一: "VRMLを使った弾性波の3次元粒子運動表示システム"電気学会論文誌 電子・情報・システム部門誌. 120-C,3月号. (2000)