1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10770470
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Research Institution | Hiroshima Prefectual College of Health and Welfare |
Principal Investigator |
羽根田 清文 広島県立保健福祉短期大学, 放射線技術科学科, 助手 (30280192)
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Keywords | セキュリティ / 個人利用 / チャレンジパスワード / 利便性 / Java言語 / 認証方式 / 医療情報システム / 汎用性 |
Research Abstract |
1、 従来の利用者認証方式の検証および本研究との理論的比較 パスワード方式などの安全性、利便性などを検証する為に、複数コンピュータにより仮医療情報システムを構築し、そのシステムにて実際に運用を実施(Computer Assisted Radlologyにて報告)し、その結果得られた問題点と本研究方式とを比較し、本研究方式の仕様を設計した。 2、 利用者認証にしよう予定の質問および回答の作成 当初は全ての質問および解答を可変性の無い不変的な質問とする予定であったが、質問を不変的なものに限定するとプライバシー領域に深く踏み込むことになり利用者の賛同が困難と予想される為、質問範囲を個人の嗜好などのような変化する可能性のある問題も含めて作成を実施した。(質問および解答の作成は継続して実施している 3、 本研究方式のプログラム 1、にて本研究方式の仕様および設計の概要が決まったので、それに基づきプログラム作成を開始した。なお、プログラム作成は1、での検討の結果、システムの規模、運用形態により利便性などが変化する可能性を得た為に、3種類の方式を仮プログラムとして作成し、それらを1、と同様に仮運用して得られた結果を基に最適なプログラムの作成を実施する予定である。(現在は仮プログラム作成を終了し、3方式の比較検討中である) 4、 2、にて作成した質問および解答の信頼性などの確認 2、にて記述した本方式にて利用予定の質問および解答は経時的な理由などにより変化する可能性が生ずる。そこで、質問内容の信頼性を経時的にどの程度保てるかの検証を開始した。 5、 その他 本研究にて作成するシステムが広範囲にて利用可能となる為に、日本および世界の医療情報分野の情報および今後進展するであろう方向性の情報を収集し、1、にて決定した、仕様および設計の修正を随時実施した。
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