1999 Fiscal Year Annual Research Report
振動刺激によって生じる骨組織内の細胞外液の流れが骨量に及ぼす効果についての研究
Project/Area Number |
10770717
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
大湾 一郎 琉球大学, 医学部, 助手 (80295310)
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Keywords | 振動刺激 / 力学的負荷 / 骨量 / 液流 |
Research Abstract |
(1)振動刺激装置の作製 試作品を作製し、さまざまな振動を実際にボランティアに試した結果、振動部の駆動水平振り幅は3cm、振動数は1分間に200と300の2種類を作製することにした。現在、20台を作製中で平成12年3月完成の予定である。 (2)筋ジストロフィー患者への協力依頼 15人の患者からinformed consentを得ることができた。 (3)筋ジストロフィー患者の骨動態の評価 腰椎、大腿骨頸部骨塩量、両踵骨骨塩量をDXA、超音波測定装置を用いて計測した。全ての部位で骨塩量の低下を認めた。 (4)今後の予定 平成12年3月末より約3カ月の振動負荷を筋ジストロフィー患者の右足に施行する。
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