1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10770875
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
篠田 秀夫 新潟大学, 医学部・附属病院, 助手 (00293225)
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Keywords | 真珠腫性中耳炎 / アポトーシス / in situ PCR / ウィルス感染 / EBウィルス / アデノウィルス / ライノウィルス |
Research Abstract |
研究成果 1. 後天性中耳真珠腫8例を対象に行ったEBウィルス(primer;5'-CCAGAGGTAAGTGGACTT-3',5'-GACCGGTGCCTTAGG-3',probe;5'-TTCTGCTAAGCCCAAC-3')を用いたin situ RT-PCRでは、コントロールとして逆転写反応時に酵素を加えずに行ったスライド標本ではシグナルは認められなかったが、逆転写酵素を加えて行ったスライド標本では8例中1例に真珠腫の上皮全層に陽性シグナルが散見された。 2. 後天性中耳真珠腫8例を対象に行ったアデノウィルス(primer,5'-GCCGCAGTGGTCTTACATGCACATC-3',5'-CAGCACGCCGCGGATGTCAAAGT-3',probe,5'-ACGGTGGCACCTACGCACGACGTAACCACAGACCGG-3')を用いたin situ RT-PCRでは、コントロールとして逆転写反応時に酵素を加えずに行ったスライド標本および逆転写酵素を加えて行ったスライド標本では、8例中全例でシグナルは認められなかった。 3. 後天性中耳真珠腫8例を対象に行ったライノウィルス(primer,5'-GTCTAGATACCTGGAGCGACCCATG-3',5'-AGCCTGCGTGGCTGCC-3',probe,5'-GTAATTGCGGGATGGGACCAACTAC-3')を用いたin situ RT-PCRでは、コントロールとして逆転写反応時に酵素を加えずに行ったスライド標本および逆転写酵素を加えて行ったスライド標本では、8例中全例でシグナルは認められなかった。
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