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1998 Fiscal Year Annual Research Report

歯冠修復物の着色に関する研究-唾液との関連

Research Project

Project/Area Number 10771087
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

石橋 邦子  九州大学, 歯学部, 助手 (50243952)

Keywords金属腐蝕 / 唾液 / 味覚
Research Abstract

九州大学歯学部付属病院補綴科を受診した患者に同意を得て被験者とし,以下の検査及びアンケート調査を行った.
1. カラーアナライザーによる口腔内歯冠補綴物の着色の測色
歯科用金銀パラジウム合金を最終研磨まで行った試料をコントロールとし,口腔内に装着されている歯科用金銀パラジウム合金により製作されたと思われる歯冠補綴物の測色をカラーアナライザーを用いて行い コントロールと比較してその腐蝕の度合いを色差により比較した.また,一般診査,口腔内診査を行い,それぞれの歯冠補綴物の装着期間に関しての質問を行い,着色と装着期間との関連性および被検者間の差を検討した.
2. 食物の嗜好との関連
甘味,酸味,薄味,濃い味等の食物嗜好、喫煙,飲酒等の嗜好品に関するアンケート調査を行い,着色の度合いとの関連を検討した.味覚検査を測定し,併せて検討した.
3. 唾液pHとの関連
唾液pHを測定し,着色の度合いとの関連を検討した.
4. 着色物質の元素分析レジン研磨用ディスクを用いて,口腔内に装着されている歯冠補綴物の表面を研磨することにより表面の着色物を採取し,表面の着色物質をX線光電子分光器(ESCA)を用いて元素分析を行った.現在の所,被験者数が5人と少ないため,関連性は認められていないが,今後被験者数を増やしてさらに検討する予定である.

URL: 

Published: 1999-12-13   Modified: 2016-04-21  

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