1999 Fiscal Year Annual Research Report
慢性疾患患者の受療満足度と受療継続行動に関するプロスペクティブ研究-患者と医療従事者のコミュニーション分析を交えて-
Project/Area Number |
10771335
|
Research Institution | Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology |
Principal Investigator |
今中 万希子 (長谷川 万希子) 財団法人 東京都老人総合研究所, 政策科学部門・主事(研究員) (30270664)
|
Keywords | 慢性疾患 / 患者満足度 / 受療継続 / プロスペクティブ・スタディ |
Research Abstract |
本年度は、受療満足度がその後の受療継続に与える影響を明らかにすることを目的として調査を実施した。調査対象者は、平成10年度に実施した自記式による患者満足度調査の対象者で、対象機関(人数)は大阪市内のA病院(247)、名古屋市内のB病院(133)、大阪市内のC診療所(38)、東京都北区内のD診療所(85)、計503名であった。調査は、前記503名について平成10年度の調査後1年3ヶ月〜1年4ヶ月の時点の受療状況を医療事務データにより、確認する方法で行われた。同一医療機関内の他科に受療している場合には、受療継続とは見なさないことにした。分析に用いた項目は、自記式調査票の中から、受療満足度尺度(19項目)、総合的満足度尺度(3項目)、医師と患者のコミュニケーションに関する満足度項目であった。分析の結果、患者満足度と受療継続の間には有意な関連性が見られ、患者満足度が低い患者において受療中断の率が高いことが明らかになった。
|
-
[Publications] 植田栄子: "なにげない「ことば」が患者にもたらすもの"看護学雑誌. 63・11. 1050-1057 (1999)
-
[Publications] 長谷川(今中)万希子: "診察室でのなにげない「笑い」が意味するもの"看護学雑誌. 63・12. 1126-1132 (1999)
-
[Publications] 長谷川(今中)万希子: "患者満足度調査入門第8回アンケート用紙のつくり方(3)"国民健康保険. 50・8. 36-42 (1999)
-
[Publications] 長谷川(今中)万希子: "患者満足度調査入門第12回データのまとめ方(2)"国民健康保険. 50・12. 36-42 (1999)
-
[Publications] 長谷川(今中)万希子: "患者満足度調査入門第13回データのまとめ方(3)"国民健康保険. 51・1. 34-40 (2000)
-
[Publications] 長谷川(今中)万希子: "患者満足度調査入門第14回データのまとめ方(4)"国民健康保険. 51・2. 40-46 (2000)