中小企業に働く海外派遣労働者の心身のストレスとそれに対する保健指導に関する研究

1998 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 10771362
• Research Institution: Osaka University
• Principal Investigator: 松田 理恵 大阪大学, 医学部, 助手 (70294105)
• Keywords: 海外派遣労働者 / ストレス / 中小企業 / 保健指導

Research Abstract

はじめに、大阪府下の従業員100人以上500人未満の事業所に郵送にて事前調査を行った。
3600社中1020社の返信があった。海外出張を予定している従業員の有無については110社で海外への出張があるとの回答を得た。
110社は従業員数100人未満が12社、100人以上200人未満が31社、200人以上300人未満が16社、300人以上が39社、不明が4社であり、業種はサービス業が33社、製造業52社、卸売・小売が19社であった。
この110社中協力の得られる37社200余人を対象に、従業員自身の健康状態などに関する郵送による調査を開始しているところである。37社の内訳は、従業員数100人未満が3社、
100人以上200人未満が13社、200人以上300人未満が8社、300人以上が9社、不明4社。業種はサービス業が9社、製造業が19社、卸売・小売が9社である。
アンケートの内容は、(1)基本的な対象の情報:出張先、出張期間、職種など、(2)本人の出張先についての知識、(3)行われた保健指導の内容となっている。
今回のアンケートの対象者で協力の得られる者の中から出張中、帰国後のアンケートを行っていく予定である。